NO,10
ゴウキョの山小屋は5000以上あるので、さすが寒い。
夕方から。乏しいだろう燃料(ヤクの糞)でストーブを炊いてくれ
心から暖まった。感謝します。
ここの管理人さんは、20歳で一人で料理を作ってくれる。
それが、なかなか美味しい。
スパゲティ、スープ、ベジタブルチャーハン、そして
チリンさんとラクパさんとポーター2人分の(名前を忘れてしまった)
食事(それがご飯おかわり自由でやまもり)
日本でいうなら、ご飯とお味噌汁というところか・・・・
いつもいつも同じお食事を食べていた。
ラクパさんが、重いのにお餅を持ち上げてくれていたので
ここでは、味噌味のお雑煮を食べることができた。
美味しかった。
山小屋での、お食事で印象に残ったのは、シェルパスープ
野菜いっぱいの中に小麦粉をこねたようなうどんのようなものが
入っている。これもおいしかっら。
また、ラーラスープ。インスタントラーメンみたいなもの。
さっぱりしたものが食べたくんると、ラーラースープをよくたべた。
ここでは、ヤクがたくさん放し飼いになっていて、
うっかりするとヤクの糞を踏んづけてしまう。
地元のおばあさん
山小屋に泊まり歩いてみて、驚いたことは、若者がよく働く
ということ!
実際私たちのシェルパは17歳と24歳だった。
40kg以上ある私たちの荷物を5000mまで運び上げ
また下りはルクラまで背負ってくれた。
この国では、貧しくて仕事がないとはいえ、頭の下がる思い。
豊かすぎる日本の若者に見せてあげたい気がした。
また、一生学校へも行かれず、文字もかけないまま
山深いこの土地で、一生を終える人が何人もいるという現実。
申し訳ない気持ちにさせられた。同情など何のヤクにもたたない。
せめて彼らと楽しく話をしたり、ゲームをしたりして
20日間を過ごせたらとおもった。
ゴウキョの3日間は雨も降らず、快適に過ごすことができた。
4日目の朝、深い不思議な色をたたえた氷河湖の周りを歩き
ブルーポピー
の花咲く山々を振り返りつつ、折り返しの道をあるきはじめた。
20歳の管理人さん、美味しいお食事ありがとう。
ヒマラヤ山脈から流れ出る怒濤のような大きな川を渡ってくだりはじめた。
エーデルワイス