昨日イタリア・アルプス山麓ハイキングの旅から帰って来ました。
私自身の旅の記録として、記憶の落ちこぼれないうちに書き残しておくことに
しました。
6/29(月)
成田発 12:40 AZ787便(アリタリア航空)
一週間の旅の始まりは、いつものように緊張感と気持ちの高揚から始まります。
約13時間の空路は長~く、(ほぼ満席)疲れました。
機内食時は、赤ワインをいただきリラックス
ミラノ、マルペンサ空港着 18:10
13時間のフライトは疲れました。
空港から車は高速道路を走り(約2時間半)モンブランの麓
イアタリアきってのアルペンリゾート
クールマイユールへ
ホテル到着後、遅い夕食
赤ワインをキープして、フルコースのお食事
スープといっても、きしめん風スープで、ほぼ主食。
生ハム、ベーコンなどが、とても美味しい。
今夜から4泊 H、パヴィヨンで宿泊。
夜9時といっても、まだ陽がでていて明るくて驚きました。
室内もとてもきれいで、ベランダ付き。
目前に迫る山々が美しい。明日からが楽しみ!
この街は、谷間の整備されたリゾート地。
6/30(火)
ヨーロッパアルプス最高峰モン・ブラン展望とミアージュ湖へのハイキング
車でゴンドラのあるラ・パルドへ。
ここからゴンドラを3基乗り継いで
エルブロンネ展望台(3462m)へ。
アルプス最高峰モンブラン、グランド・ジョラスをほんの目前に見上げて感激!
ヨーロッパアルプスの峰々の大パノラマを堪能。
4人乗りゴンドラに乗って国境を越えてフランス側の
エギュ・ドゥ・ミディへ。
このゴンドラは乗車時間40分
右手にモンブラン、左手にグランド・ジョラスを目前に、ゴンドラの下は大氷河と
雪の世界で、ビューポイントで何とゴンドラを止めて、しばし大パノラマを
鑑賞させてくれるという大サービス!
ゴンドラ下の雪原では、いくつものパーティーが岩をよじ登ったりしています。
日本の観光地にこんなところないですねえ~
しかも3500mの高地で。
ラ・パルドへ下山して
ヴェニの谷にあるラヴィサーユ村(1656m)へ。
ミアージュ湖までハイキング。
道の両側に咲く色とりどりの花たち、花の多さに感激しながら
緩い坂道を上り、ミアージュ湖まで。
この日は、昨日の長い飛行時間の後だったので、3時間半ほどのハイキング
は、疲れが残りました。
モンブラン
ヴェニの谷 氷河湖
7/1
モンブランの裾野に広がる
フェレの谷へのハイキング
フェレの谷アルヌーバ(1795m)~エレナ小屋(2061m)までハイキング
このコースもお花がいっぱいで、楽しいハイキングでした。
目前に3大氷河の一つプレ・ド・ヴァール氷河が迫っています。
エレナ小屋も雪解けを待って最近オープンしたばかりの様子で
レストランのピクニックランチはメニューは少なかったようです。
突然に数少ない日本人が訪れたので、あわてふためいてなかなか計算ができません。
硬いパンでしたが、花たちの美しさに、圧倒されてかすんでしまいました。
感激し、感心し、驚くのは、どのハイキングコースでも歩く道にロープが無いこと
お花の中に入って行っても好いことでした。
それでも、おそるおそる花たちの中に入って写真を撮ることが出来ました。
山一つ超えればスイスというコースを何人か、歩いていました。
フェレの谷
プレ・ド・ヴァール氷河
スイス国境、山越えすればスイス
あこがれていた花アルペンブルー(日本名)
7/2(木)
グランサン・ベルナール峠とアグリツーリズモでの昼食。
バスでスイスとの国境、グランサンベルナール峠へ。
この峠には、国境警備隊が常駐していて、建物も撮影禁止。
ちょっと緊張。
セントバ-ナード犬の訓練施設もあった場所。
現在は、修道所、宿泊施設になっているといいます。(スイス側)
イタリア警備隊建物
スイス警備隊建物
セントバーナード犬
チーズ工場
製造に厳しいチーズ(日本にはほんのわずかしか輸出されていない)
ワイン工場
民家での昼食
7/3(金)
毎日見続けたモンブランと、グランドジョラスの峰々とも別れ
クールマイユールを去る日。
相変わらず、お天気は上々。
イアリア最高峰グラン・パラディン国立公園にあるコーニュを訪れ
公園内をハイキング。
素晴らしい景色。
州都アオスタへ下り、中世の間も要衡として栄えたアオスタの歴史の街を
歩いて散策。凱旋門からサントルソ教会、古代ローマ劇場、アオスタ大聖堂などを見てあるく。
パルトゥルナンシュの谷に入り、名峰
マッターホルンの麓の街
ブレイユ・チェルビニア へ。
チェルビニアで2泊、ここも素晴らしい街。ホテル シャレーパルドデン
ホテルの前がブルー湖。明日の朝が楽しみ。
マッターホルンが湖面に映し出される姿をみたい。
アオスタの街並み
イタリア最高峰グラン・パラディン
2000年の歴史 アオスタの凱旋門
7/4(日)
早起きしてブルー湖へ
静かな湖面に名峰マッターホルンが映し出された。
この旅の山場ともいえる、この景観!いつまでも眺めていてもあきない。
何と素晴らしいのでしょう。
今日は、麓からロープウエイをのりついで
プラトローザ(3500m)まで
ここは、スイスとの国境線に当たり、反対側はツェルマットの谷が広がり、
眼前に、マッターホルンが迫ってきます。
一面雪の世界で、広いスキーエリアでは、大勢のスキーヤー、ボーダー達が
スイスからイタリアの国境線をまたいで、ゲレンデスキーを楽しんでいました。
その広大さ、スケールの大きさ、自然の偉大さに、圧倒されました。
私の住む、白馬八方尾根を思い出し、大きなため息がでました。
下りは中間駅のプランメゾンから、街まで高山植物のお花をみながら
ハイキング。
どこへ行っても、どこを歩いても、お花は今が真っ盛りで、私の心は充分満たされました。
何と言っても私の大好きな、小さな花たちが、魅力的でした。
アルペンブルーの群落、アネモネの郡落、山全体がお花畑
驚くことばかりでした。
花たちの画像は、
花日記に載せたいと思います。是非見てください。
昼食は、イタリアのピザ。美味しかった
最終日の今日、
イタリアは素晴らしい国だったと思います。
朝の張り詰めた冷たい空気。でも日中はカラリとして乾燥した暑さ
そのため、汗もあまりでないで、快適そのものでした。
マッターホルン(4478m)
国境
国境を越えてのスキーエリア
大勢の人がサマースキーを楽しんでいました
★8日間のイタリアアルプスの優雅な旅は終わりました。
いいお仲間に恵まれ、毎日素晴らしいお天気に恵まれ、アルプスの様々なお花たちに恵まれ
充分満足感を味わった旅でした。
★ご一緒していただきました皆様、有り難うございました。